緑内障予防には検査、目薬、トレーニング、サプリメント、食事。失明しないから!

緑内障あれこれ

眼圧と緑内障の関係

投稿日:2017年8月10日 更新日:

私たちの目の中は液体(房水)で満たされていて、丸い形や大きさを保つために、

ボールのように内から外へ圧力がかかっています。これを眼圧とよびます。

眼圧は高すぎても低すぎても、目に問題がおこります。

眼圧の異常でおこる病気のひとつに緑内障があります。

房水は、目の中で作られては目の外に流れ出て、眼圧を調整しています。

何かの原因で、房水が外に流れ出にくくなると眼圧が上がり、

目の中にある神経が傷つき、だんだん見える範囲が狭くなります。

これが緑内障です。

しかし、眼圧の上昇=緑内障ではありません。

視神経が傷つきやすい人は、

眼圧がそれほど高くなくても緑内障になることがあります。

逆に、視神経が眼圧に強い人は、眼圧が高くても緑内障になりません。

ですから眼圧検査だけでなく、目の奥にある血管や神経を調べる眼底検査や、

見える範囲を調べる視野検査を受けるのが良い方法です。

緑内障は知らないうちに病気が進んでいることが多く、

そのままにしていると失明してしまうことがあります。

早く気付いて、早く治療を始めることが何よりも大切です。

目の定期検査を受けましょう。

日本医師会の資料による

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