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緑内障あれこれ

緑内障手術 どの程度費用はかかるのか

投稿日:2017年6月23日 更新日:

医師に治療を受けることが緑内障にとって一番大事なことです。その時医師は「手術をしましょう」というかもしれません。目を手術するなんて本当に恐怖意外何ものでもありませんが、それで緑内障が改善することが出来るのなら受けるのもひとつです。

手術自体が恐怖というのは事実ですが、緑内障の手術は一体どの程度費用がかかるか判らないという不安も抱えていたりするのではないでしょうか。

 

緑内障の目薬治療の場合は……

 

緑内障の治療は手術以前に目薬治療があります。  緑内障治療の基本は基本は目薬治療であり目薬のタイプは、房水の産生量を抑えるタイプ、房水の排出を促すタイプ、複合タイプの3種類があります。何を使用するかは緑内障の発症する種類によって違い使い分けをして行きます。

 

緑内障はたったひとつの病気ではありません。開放隅角緑内障と閉塞隅角緑内障、そして 続発緑内障、発達緑内障、正常眼圧緑内障の種類があり、現在緑内障患者が多いのは正常眼圧緑内障とも言われています。

 

緑内障の目薬は実際に十数種類あります。緑内障の発症している種類や病気の進行状況よって目薬を使い分け、複数の目薬が使用されるケースもあります。

健康保険を使い三割負担としても、1本あたり800円前後の費用がかかり、長期的な治療になるということも考えると残念ながら緑内障治療は目薬ひとつでもかなりかかることになります。

 

緑内障手術の場合

 

そして緑内障手術の場合どの程度の費用を考えておけば良いのでしょうか。残念ながら緑内障になってしまえば手術をしても痛んだ視神経を元に戻すことは出来ないのです。緑内障の手術の目的はこれ以上神経が痛むのを予防するためと考えてください。

 

そして現在有効的な方法は眼圧を下げることと考えられています。眼圧をなかなか目薬で下げることが出来ないという場合、更に副作用によってなかなか目薬が使用出来ないという場合、手術やレーザーという選択肢があります。

 

今まで緑内障手術は入院が必要とされていましたが、医療技術の進歩によって日帰り手術で行うことが出来るようになりました。日帰り手術であれば入院の準備の必要性が無く経済的負担はある程度緩和することが出来ます。ただし症状によって未だ入院を要する場合もあると言います。

 

 

【流出路再建術】

トラベクトームともいい、トラベクトーム手術研究会でライセンスを取得した医師のみが使用可能な方法です。結膜を切開する必要がなく手術行うことが出来ます。

 

【線維柱帯切除術】(トラベクレクトミー)

強膜と呼ばれる白目の一部を切除し、房水を目の外に排出する道を形成する手術です。日帰り外来手術のひとつである選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)よりも眼圧を下げる効果が期待出来ると言われています。

 

【エクスプレス(Express):濾過手術】

線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)と比較しても 房水の流出経路を作成しやすいメリットがあり、合併症のリスクが少ないと言われる方法です。他にも様々なメリットがあり主流な手術の方法とされています。

 

【緑内障治療用インプラント挿入術】

小さな人工物を挿入する手術の方法によって眼外に房水を誘導させる方法です。

 

ズバリ料金手術の費用は……

 

緑内障手術の費用ですが、2割負担の場合【片目の手術】流出路再建術は約40,000円、濾過手術は48,000円~70,000円、インプラント挿入術は約90,000円あたりと言われています。

 

3割負担の場合、流出路再建術は約60,000円、濾過手術は約72,000円~約105,000円、インプラント挿入術は約135,000円あたりと言ったところが現状のようです。

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