緑内障は完治しない病気と言われていますが、そもそも多く病気が完治を目指しているというのに、なぜ医師は緑内障に対してそれが出来ないのでしょうか。
緑内障が発症したら一生眼圧管理をして治療に専念しなければならないと言います。それでは治療しようというモチベーションもちょっと下がってしまうかもしれないですよね。
緑内障って実際のところどのような病気なのか
緑内障とは眼圧が高いことが原因となり視神経が壊死、その結果として視野が欠損してしまう病気です。現代医学によって緑内障で死んだ視神経は生き返らせることが出来ないとされています。
緑内障治療に未来は存在していないのか
現在の医学では緑内障完治は無理とも言われているのですが、緑内障治療は未来に対して明るい兆しが存在しているのでしょうか。未来において視神経は完治・再生することが出来るのでしょうか。
切れてしまった神経は単に結びつけただけでは情報伝達ができるようにはなりません。そのような方向で未来が進んで行ったとしても、おそらくいい傾向など見ることが出来ないでしょう。 緑内障でも視神経を単に繋ぐだけなら出来るかなという思いもない訳ではありませんが。
緑内障完治は再生医療に期待出来るか
緑内障治療のキーワードは、iPS細胞を使って網膜を再生する医療の発展であるかもしれません。まだまだ緑内障自体をターゲットとした研究がまともにされているということではありませんが、ここには充分に可能性は存在しているはずです。ただしこの分野は、倫理的な問題や安全性の問題なども追求される多くの課題があり、研究の認可が下りないことが問題点としてあります。
緑内障は正直のところ原因がはっきりとしてないって本当?
緑内障は完治することが出来ない病気ということばかりクローズアップされて、あたかも緑内障の原因は明確だと私達は今まで思っていたのかもしれません。しかし、蓋を開ければ緑内障って原因もまだはっきりと解明出来てない病気のようなのです。この段階で再生医療が確立して視神経を再生をすることが出来たとしても、緑内障の原因が取り除かれてない限り、 同じことが繰り返される可能性もありますよね。視野は完治することが出来たとして、今後ずっと眼圧管理をしていかなければならないとすれば、それも完治とは言うことが出来ないのではないでしょうか。
今視神経の再生の研究も必要ですが、 緑内障の真の原因を追究することも求められているのです。 再生医療、それは臓器移植という方法によって免疫が働いて拒絶反応を起こすリスクを起こさないための、とても可能性を秘めた方法であることは間違いありません。
自分の眼球をもうひとつ作り出すことが出来たら……、そんな夢のような出来事は決して夢ではないのです。 緑内障完治に向かって絶望しないで頑張って生きて行きましょう。明るい未来はすぐそこまで来ているのかもしれません。