眼圧が高いと緑内障という病気になってしまうことが既に知られています。そのとき点眼薬治療が行われるものの点眼薬治療って一生続けなければならないものなのでしょうか。
まだまだ緑内障治療には判らない疑問もありますよね。
緑内障はズバリ良くならない病気と考えるべき
緑内障が残念ながら治らない病気と言われているのは事実です。ですから点眼薬もずっと継続して使用し続ける必要があり、点眼薬治療で眼圧が下がり、視野が守られると考えてください。
更に緑内障の患者さんは緑内障治療の点眼薬についても理解を高める必要があります。理解の不足のために思うほどの効果が期待出来なかったり、点眼薬を使用しているのに緑内障がどんどん進行して行ってしまうことになります。
なんで点眼薬が必要なの?
緑内障はほとんどのケースにおいて眼圧が高いということが問題となり起こる病気です。眼圧が高いことで視神経に負担をかけてしまうことになります。なぜ眼圧を高くしてしまうのかといえば目の中にある房水の流れが悪くなっているからなのです。
通常であれば房水は一定の圧力で保たれていて、それによって眼球の形が維持されているのです。 この房水の増減が圧力のバランスを崩してしまうことになり、眼圧に大きな影響を与えてしまうことになります。
そこで緑内障治療では点眼薬としてこの房水の量を抑える働きがあるタイプのものや、房水が排出されやすくする働きのタイプのものなどが使用されることになります。緑内障治療において点眼薬によって眼圧を下げることが出来、視神経の負担を減らすことが出来るから緑内障の進行をかろうじてとどめることが出来たり遅らせることが可能になります。
ですから眼科に行けば点眼薬は毎日使用しなさいと指導されることになります。
点眼薬の副作用に注意をしなければならない
しかし効果的な薬ほど毎日使用することに対して副作用の問題も警戒をしなければなりません。医師の指導をしっかり守り、点眼薬については通常であれば1滴~2滴というルールをしっかり守る必要が。多くさすことでよりリスクを高めてしまうことになります。
点眼薬によってすぐにいい効果もなかなか期待出来ないからついつい多めにさしてしまう患者さんもいらっしゃるようですね。緑内障の点眼薬は決して多くさせばそれだけいい効果が期待出来るというものではないのです。
点眼薬使用はリスクを軽減して効果を期待しなければならないのです。