緑内障予防には検査、目薬、トレーニング、サプリメント、食事。失明しないから!

緑内障あれこれ

緑内障は眼圧だけが原因ではない 今私達が出来ることをする

投稿日:2017年5月25日 更新日:

緑内障の原因の多くは眼圧が関係しています。

そもそも多くの人たちが眼圧をしっかり意識して生活をしている訳ではありませんよね。

あなた自身のちょっとした生活習慣が、眼圧を上げてしまう原因を作っているのかもしれません。

日常生活において眼圧を上げてしまう原因とは……

眼圧を上げる原因として考えることが出来るのは『交感神経の働き』『瞳孔の働き』によるものです。 (原発閉塞隅角緑内障のようなケースは除く)

交感神経が興奮してしまうことで心拍数が増加して、眼球の房室に流入する房水の量が増えてしまうことになります。そして房水の量が増えることによって眼圧が上昇し緑内障になってしまうのです。

もうひとつ眼圧の問題で意識しなければならないことは瞳孔の働きについてです。

普段みなさんが何気なく生活をしている分には気付かないのかもしれませんが、瞳孔は暗い場所においては光を出来る限り多く取り込もうとして開こうとしているのです。

ただし瞳孔が開くことによって虹彩が縮んでしまい厚みが増してしまうことになります。

結果隅角(ぐうかく)が狭くなる症状が起こり、房水の流れが悪くなってしまうことで眼圧を上昇させる原因を作ってしまうことになります。

つまり日々の何気ない生活において部屋の明かりが不足している状態が多くあるからそれが原因で眼圧があがってしまうことになります。

ここでは節電対策とは言わずに緑内障予防のために本を読んだりする時でも手元にスタンドをひとつ用意するなどの対策を心掛ける必要がありそうですね。

眼圧の関係ない緑内障も存在している?

ただし緑内障は眼圧が原因ではない症状があることも知っておく必要があります。

眼圧を下げても緑内障を解消することが出来ない『正常緑内障』の患者さんも最近ではどんどん増えて来ている傾向があります。

そのケースにおいても失われた視野は二度と取りもどすことが出来ないのです。

そこで緑内障に真剣に向きあうこととは緑内障治療の目薬だけを意識することでなく、「体質改善」「栄養対策」とも真剣に向きあう必要があります。

正常緑内障は日本の緑内障患者の72%とも言われています。

その時私達が目に対して出来ることには一体何があるのでしょうか……。

治療としっかり向きあう 体質改善 食事の見直し

病院へ行くことが面倒くさい、恐いというのでは緑内障はどんどん進行して行くことになります。

今緑内障の人たちが出来ることは病院としっかり向きあい現状を阻止することです。

更に自分に一番適している体質改善の方法を目指していかなければなりません。「運動」「睡眠」といった基本的な生活習慣が乱れていることはないでしょうか。

毎日の食生活・栄養の見直しにもまだ出来ることがあるのではないでしょうか。

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