緑内障にはいろいろな種類があって、その中には「急性緑内障」というものがあります。今回この急性緑内障をクローズアップしてみました。
急性緑内障とは……
急性緑内障は一部が欠損することで普段とは違う不具合が生じてしまう病気であることには間違いがありませんが、「遅いタイプ」と「速いタイプ」があり、急性緑内障は「速いタイプ」に属します。
「慢性型緑内障」の方は「遅いタイプ」に属し、どちらかと言えばこっちの方が発症しやすいと言われていますが、初期段階の症状がスローペースでありゆっくりと欠損部分が大きくなるためになかなか自分では気付かないケースもあると言います。
「慢性型緑内障」と比較をして非常にスピーディーに進行して行くものが「急性緑内障」であり、突然眼圧が高くなるために緑内障の症状も突然悪化していくことになります。
急性緑内障の症状
急性緑内障の症状として目の回りが真っ赤になる充血が起こったり、急激に視力が落ちてしまうことがあります。更に「頭痛」や「吐き気」が出る場合もあります。
急性緑内障の症状になりやすい人
急性緑内障の症状はストレスなどを過度に蓄積しているような人たちがなりやすいと言われています。メンタル的に思いつめていたりしたり、日常生活でショックな事件が起こったりすることがキッカケとなり症状が起こるかもしれません。現代社会の人たちは過度な疲労を抱えるケースが多いのでより急性緑内障の心配もしなければならない時代なのです。長い期間の風邪、ぜんそくで症状が起こるケースもあると言います。
ズバリ急性緑内障は恐い病気!
急性緑内障は、「速いタイプ」だから恐い病気なのです。 「速いタイプ」だから48時間以内に処置を要求され、それをしないことで「失明」リスクをより高めてしまうことになります。
急性緑内障にかかりやすい人ってどのような人たちなのでしょうか。遠視で若い頃から視力がよかった人が意外と急性緑内障のリスクを抱えていると言いますので要注意です。特に40歳を過ぎた頃から、急性緑内障は特に女性の方がかかりやすいと言われています。
ただし急性緑内障はもともとなりやすい目かどうかがあらかじめ判るので予防することが可能とも言われています。一例ですが暗い部屋で下を向いて本を読んだり、ものを書いたりしない、市販の風邪薬はのまないなど心掛けるようにしてください。更に「レーザー虹彩切開術」、「白内障手術」などを予防策として考えることが出来ます。