緑内障予防には検査、目薬、トレーニング、サプリメント、食事。失明しないから!

緑内障あれこれ

一体緑内障はどの程度のスピードで進行するものなの……?

投稿日:2017年5月21日 更新日:

緑内障は失明してしまう恐ろしい病気です。

果たしてどの程度のスピードで進行してしまうものなのでしょうか。

緑内障の末期の場合

緑内障が失明してしまうリスクを抱えているというのは事実です。放置しておけばどんどん失明の進行度は加速してしまうことになります。

緑内障末期の進行速度は【急性緑内障】の場合では、強い眼痛と充血と急激な視力低下が起こり、そのまま放置しておくことでドンドン進行していき、数日で失明に至ることもあると言います。

そのとき緑内障治療として目薬を使用しますが、目薬によって眼圧が下がらない場合には緑内障手術というケースもあります。

実際に手術をしても緑内障は改善することはなく、あくまでも緑内障の手術は今の現状を維持するためのものと考えてください。手術をしなければ半年程度で失明してしまうものに対して、手術を行えばなんとか2~3年以上は視力や視野を残せる可能性を見つけだすことが出来たりします。

緑内障治療には残念ながら必ずしも明るい兆しがあるということではないようですね。

緑内障は点眼薬を使用しても進行は進んでいくものなの?

緑内障治療で目薬を使用しても症状は進行していってしまうものなのでしょうか?

緑内障治療はほとんどのケースは眼圧を下げることを目的として行われることになります。通常の眼圧が15~20だとすれば、 緑内障の人たちは、数値を5ほどにまで下げないとどんどん緑内障が進行して行ってしまうと言われています。

緑内障の目薬が効果的なら、5年後10年後あたりまで進行を止めることが出来ます。

しかし緑内障治療で目薬を使用してもなかなか眼圧が下がらない場合もあり、進行が進んで失明してしまうことはあります。

それは実際に個人によっても違いがありケースバイケースです。

だから尚更緑内障の人たちはそのまま個人の判断で放置するということをせずしっかり医師に相談するモチベーションが大事なのです。

医師に診てもらって目薬で効果がないという場合には、レーザー治療や別の手術で進行を食い止めるという場合もあります。

実際に緑内障というものの目はまだ見えている状態であれば、治療をしている最中に目薬をついさすことを忘れてしまったというケースもあるのではないでしょうか。

緑内障治療はそのような怠りもひとつひとつ慎重に見直していかなければなりません。

緑内障の進行速度を予測するMD値

最後に。

緑内障の進行速度を予測するのに使うのはMD値です。

全然緑内障のリスクの存在しない人たちはMD値は「0」ということになります。

進行して失明に至れば「-30」あたりになります。

1年に「-1」進行するとするとすれば、30年で失明に至るということになりますが、 急激に悪くなる急性の緑内障もあります。

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